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小さな月への旅立ち





ある一人の子の旅立ち





月の子をぜひ子供にと





新しいお父さんお母さん





体育と図工が大好きな活発な女の子






何度膝を擦りむいて帰ってきたことか





しかし、出会った時は...





その小さな心にいったい体の何倍もの重みを抱えてるんやろう...そう思った





両親の自殺





その瞬間を小さな瞳に焼き付け、やがて瞳を閉じて言葉を封印した





計り知れない衝撃





その瞬間にすべてのものから自らを防御した





いつか..




カウンセリングを幾度も受けたけども先生も半ばサジを投げた状態だった





その心に深過ぎる傷を残しそして頑丈な壁を作った





元ワルで何の専門的な能力もない俺と小さな女の子の歩いた月への道





「さぁ行こう。おいで」





「....」






この小さな手をとり数え切れないくらい歩いた






無言で






俺は止まりたいところで止まりその時間を自由に開放した






そのあいだもずっと無言で時に手を握ったままだった






突然に激しく泣き出すこともあった






悲しみと恐怖が入り交じったような表情






魂が痛い痛いと言うてる






唇は変色し手足が硬直していた





無言で抱き締めた





胸を手でずっと押さえていた





体が固まってるのでおんぶして童謡を歌いつつ二人夕暮れの里を歩いた






あれからどれくらいの日が経ったろう






いつか野原に差し掛かった時、どこからか小さな声が聞こえてきた






「..たい」






「..どうした?」






「見たい」






「何が見たい?」






「お花」






「そうか。じゃあ一緒に見に行こう」..






魂からのか細い小さな言葉





風が、メッセージが少しずつ心に入ってゆく






それまで言葉を交わさなかったのは...なるべく小さな裸の心に風を送りたかった






その風は、匂い





瞳に映るもの











そして、温もり





言葉は時に迷いを生じさせ最悪逆に追い込むことになる時もある






子供達にはお花や虫を見る時は目線を低くして見てみ?ちゃんと生きてはるのがわかるからと言ってるけどもこの子は体を横たえて見つめていた






ちゃんと日々俺を見つめていた





その光景に笑みがこぼれた





それから一週間以上経って海が近い野原に来た時



「ここが好き」



と子は言った





「そうか。ここが好きか。見てみ?ここはな人間とおんなじ命がたくさん住んではるんや。あんちゃん言うてたな?みんなそれぞれのお家がここにあるんやよ。お家に入る時は何て言うんやった?」





「..お..します」





「そうやな?じゃあ言うてみ」





「はずかしい」





「あんちゃんずっと待ってるわ」





「..お邪魔します」





真っ直ぐな言葉があたりに響いた





その言葉が風に乗ってはるか向こうまで流れていった気がした





「こんにちは」





「靴が汚れた」





「あんちゃん、あれ何?」





野原からの小さな声が嬉しかった





心の真ん中から発せられた言葉に俺は胸がいっぱいやった






俺の手に無数の傷、格闘も、激しく怒った時も、家出も、何時間も抱き締めていた時も、一緒に笑った時も、いっぱいいっぱいの心から爆発した悲しみの叫びもすべて真ん中からの言葉





そして気持ち





俺はできた人間じゃないけどもその言葉はすべて受け止めたいと思ったあの時





俺のやることは正しいなんて言えん





ただ、真っ直ぐにそこを見つめていたかっただけや






「さぁ、もう帰ろうか」






「お邪魔しました」





帰りは肩車をして帰った





「..あんちゃん、何でスズメさんいっぱい鳴いてるの?」






「おぅ、チュンちゃんやらはな、今日の出来事をみんなで報告しあってるんやよ」






「ふ~ん、美矩やらとおんなじや」






「そうや。みんなおんなじやよ」





ん?





俺の髪の毛に違和感が...





落ちていた花を俺の髪にさしていた





しかも五本も(^_^;





「(笑)」






「何!まぁ..今日は許したるわ。可愛くやれよ?(¬_¬)」






俺の風貌に可愛いお花があるので人々は熱い視線を送ってくるけどもそんなのは全然気にしない






小さな月への旅立ち..






月へのこの道にたくさんの花が見えてきた





言葉はいらんな






笑顔で手を振って見送りたい






泣くか?って?






泣かんよ(¬_¬)






いや...






まぁ..その時は木の陰で..な(¬_¬)










心に月を宿した素敵なレディ










大丈夫や(o^-')b












月の子よ..















テーマ : 「生きている」ということ
ジャンル : 心と身体

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